湘南LOGBOOK

ロングボードのグライド感に夢中なサーファーのブログ。ロングボードのこと、波・旅の記録などサーフィンに関することを書いています。

ギックリ腰を解決し快適サーフィン

サーフィンにケガは付き物と、サーファーの間ではよく言われる。

サーフボードの上に腹這いになり水を掻くパドリングという動作で腰に負担が掛かるため、腰痛はサーファーの職業病だとも。

今回、長年通う整体の先生から頂いたアドバイスがきっかけで慢性的に発生していたギックリ腰を解決した事例を紹介する。

良い波には万全の体調で臨みたい
ギックリ腰はなぜ起こる? 対策は?

集中的にサーフィンしたり、大きな波でサーフィンすることが続くと疲労が蓄積しギックリ腰になっていたと勝手に思っていた。

年間1〜2回ほどギックリ腰になっていたため、周りの先輩や友達からは、やれ腹筋が足らないだの、インナーマッスル強化が必要だの、有難くも迷惑なアドバイスを頂き、ギックリ腰防止に向けたトレーニングを地道に行なっていたが、やはり改善しない。

そんな時、腕利きの整体師がいるよ、と友達から紹介があり、その整体の先生の所に通うようになった。

定期的に身体をチェック・施術して貰っていると「あなたが腰が痛いと言っている時は、腸が張っていますね」と言われた。

そう言われると、会社の健康診断では胃X線検査を行うが、バリウムを排出するために服用する下剤によって数日に渡り胃腸の調子が悪くなっている事を思いだした。

そして過去を思い起こしても、胃X線検査の度に結構な確率で腹痛、ギックリ腰になっていた事も。

整体の先生が推察するに、湘南LOGBOOKの場合、ギックリ腰になると体の側弯する方向が必ず同じ(右側に倒れる方向)であることから、腸の一定部位が張る事によって内臓の位置が変わり、筋膜の負担が腰にきて結果、ギックリ腰になっているのではないか、とのこと。対策として、胃の検査方法を変えた方が良いかもしれませんね、とアドバイスを頂いた。

そこである年から、検査方法を胃X線から胃カメラに切り替えることに。

カメラを飲み込む辛さはあるが、それは数分の話。バリウム排出のための下剤服用がなくなったことで胃腸の負担がなくなり、これに伴うギックリ腰は綺麗さっぱりと無くなった。

ちなみに余談だが、初回の胃カメラでピロリ菌の疑いがある事が医師から指摘され、追加検査の結果「陽性」と判明。すぐに除菌治療し、無事ピロリ菌を駆逐できた副次効果もあった。

そもそも胃X線検査の目的は胃の健全性を確認するというものだが、胃カメラと比べると見れる事は雲泥の差である事も理解した。

最後に

ギックリ腰の理由は人それぞれかもしれないが、湘南LOGBOOKの場合、信頼のおける整体の先生に定期的にメンテナンスして貰っていた事で気づける事ができた。

全ての整体師がこのような目利きができるかは定かではないが、確かな手技を持った整体師に定期的に体のメンテナンスを受けることはケガ予防の観点からも有効でしょう。こういった方にめぐり逢うのが難しいんですけどね。