湘南LOGBOOK

ロングボードのグライド感に夢中なサーファーのブログ。ロングボードのこと、波・旅の記録などサーフィンに関することを書いています。

とにかく遠い。でも最高だったな青森サーフトリップ①

2022年8月、夏休みの開始にあわせて、かねてから計画していた青森サーフトリップへ。青森は、とにかく遠かった、疲れた、でも最高だったな、と。今年の東北の夏は線状降水帯が発生し連日の大雨。出発ギリギリまで悩みましたが新たな発見や出会いがあり、やはり行って良かった。ということで今回から数回に渡り青森サーフトリップの記録を書いて行きます。

f:id:shonanlogbook:20221010224711j:image

※風光明媚な角の浜のラインナップ

青森への旅路

湘南LOGBOOKは宮城・仙台より北でサーフィンした事がありません。友達も数年前に三沢のコンテストに行ったことがあるよーというくらいで青森の波は熟知しておらず、ネットにも青森の波に関する情報はあまり見当たらないため板は、ショートボード、ツインフィン、ミッドレングス、ロングボード とフルコースで準備することに。

またGoogleマップによると湘南から目的地の青森・八戸までの所要時間はなんと9時間弱!一気に走り切れるか自信がないためマットレスやタオルケットなど車中泊用の準備も実施。

いつもロードトリップの際は渋滞を避けるため夜に出発することが多いのですが今回は珍しく日中に出発。圏央道の高尾あたりで一度激しい渋滞に遭遇するも、その後は比較的順調にドライブ。

遠いので道中はちょっと休憩

お気に入りの音楽をかけながら神奈川→東京→埼玉→栃木→福島→そして宮城へ。しかしとにかく道中が長い。東北道を走ったことがある方はご存知かと思いますが、内陸・山間部をひたすら走るため景色がずっーと変わりません。四国、宮崎に行くよりも時間が長く感じます。5時間ほど走っても中間地点の仙台です。まだまだ先は長いということで(ちょっと気持ちが挫折して)晩御飯を食べるために一旦高速を降りることに。遅めの時間のため空いている店が限られる中、ありました仙台名物の牛タンが食べられる「利休」へ。最近、湘南にも牛タンのお店が色々できていますが、やはり本場の牛タン、麦飯、テールスープのコンビネーションは抜群に美味でしたね。


f:id:shonanlogbook:20221010225835j:image

f:id:shonanlogbook:20221010225839j:image

お腹も満たされて、もう一踏ん張り、と行きたかった所ですが、夜の東北道(特に仙台以北)は照明もまばらで真っ暗。頑張って走りますが猛烈な睡魔が襲ってきます。いよいよこれは危ないな、というところで仙台から1時間ほどの金成PA車中泊することに。睡眠スペースを作るためにハイエースのベッドキット上のサーフボードを整理しマットレスを広げて横になります。長時間のドライブで疲れた体にはたまりません。真夏だから寝られるかな?と心配でしたが流石は東北、外気は涼しく、むしろちょっと肌寒いくらいです。鈴虫の音色を聴きながら快眠できました。8時間も・・・。

あけて翌朝、快眠のおかげで体調もバッチリ、ロードトリップ再開。岩手県に入り奥州平泉→花巻→盛岡と走りますが、いつ終わりが来るのってくらい、この岩手県が本当に長い。岩手山SAで朝ごはんを食しラストスパート。ロングドライブの末、いよいよ青森県に入りました。

さて青森の波はいかに? 次回に続く。