湘南LOGBOOK

ロングボードのグライド感に夢中なサーファーのブログ。ロングボードのこと、波・旅の記録などサーフィンに関することを書いています。

とにかく遠い。でも最高だったな青森サーフトリップ④

青森でのサーフィン3日目。

ウネリは更にダウン傾向。また心配していた通り青森日本海側に線状降水帯が発生し、その影響で南部も大雨予報が出ていたため角の浜リーフではなく、北部・三沢方面のビーチブレイクを狙ってみることに。

f:id:shonanlogbook:20221022125515j:image

日本海側に線状降水帯。三沢方面はなんとかできそう。

どうやって行くの?ドキドキの百石海岸

青森トリップ初日、三沢ローカルさんに教えて頂いた百石ポイントを目指します。滞在しているホテルの八戸市内から三沢方面に北上、国道338号線にある目印を見つけたので海方向に曲がります。しかし海に出るには、何本かある細道を通って行く必要があるようです。Googleマップを見ても、ここから先、海側に出る細道は載っていません。

f:id:shonanlogbook:20221022125738p:image

※地図にはない細道を使って海に出る必要が…。

細道を行った先が行き止まりだと車がデカいだけにUターンできないためギャンブルです…汗。青森初日からGoogleマップに裏切られ何度となくUターンできないピンチな状況があったのでトラウマが蘇ります。

なんとなくこの道かなぁ〜?と、野生の勘を働かせて車の両脇を草木で擦りつつドキドキしながら、とある細道を抜けると、ようやく海が見えました。広大なビーチには等間隔でヘッドランドが突き出しています。


f:id:shonanlogbook:20221022130007j:image

f:id:shonanlogbook:20221022130010j:image

※左手のはるか奥にもヘッドランドが。

ヘッドランドのお陰でウネリは綺麗にまとまっています。ここが百石ポイントかーと感動。

(ちなみに、百石ポイントへは車の両脇を草木で擦らなくてもアクセスできる細道がある事も、この後に分かりました。)

波のサイズは腹胸くらい。千葉・茨城だと混雑しそうなコンディションですがサーファーもまばらなので、青森で初めてロングボード で入ることに。波チェック時は上から見下ろしていたため、入ってみるとワンサイズ大きいです。胸肩のセット、慎重にレールをセットアップするとテールがロックされ長いノーズライティングできる良い波です。無人のピークのため乗りたい波を選んで乗れる贅沢な時間でした。

波質はしっかりとしていて、でも硬すぎず柔らかすぎず、でも繊細な、百石はそんな素晴らしい波でした。

最後にご褒美

この日は百石以外にも三沢の北部など色々チェックしましたが、百石が一番まとまっており、結果2ラウンド サーフィンさせて頂きました。

なお波チェックの合間に三沢市内をウロウロしたのですが米軍基地があるためか、英語の看板が至る所にあったり、オシャレなカフェがあったりと街自体に異国情緒の香りが漂う素敵な街でした。

百石でのサーフィンを十分堪能し着替えながらまったりしていた頃、堤防の向こうから人影が!なんと初日のローカルさんではないですか。

私のライディング見たら遠くからでも分かったよ、とのこと。

百石ポイントに辿り着けた御礼をしつつ、近隣のポイントや、これからの迎える秋冬の青森の波についても色々と教えて頂きました。ローカルさんからは、また来月おいで!って。嬉しい出会いでした。

心配していた天気ですが小降りだった雨も上がり美しい夕焼けが。この空の大きさ、スケール感は湘南では味わえないな、と青森トリップのご褒美を頂いた気分です。

f:id:shonanlogbook:20221022130404j:image

明日からは線状降水帯がさらに発達し青森太平洋側も大雨の予報。あと数日滞在予定でしたがサーフィンどころではなさそうなので残念ながら帰路に着くことに。

次回は、八戸で滞在したホテルの事などについて書きたいと思います。