猛暑が続く今年の夏(2023年)、台風5号の接近に合わせ高知四万十エリアにサーフトリップしてきた。
台風のおかげで波は充分にあり、滞在中は体がパキパキになるほどサーフィンした。
さて、そんな真夏のサーフトリップのポイントを備忘録として書いていく。
真夏の車中泊は過酷
湘南から四万十までは片道11時間。仕事終わりの夜に湘南を出発し、行ける所まで行こうと爆走し淡路島SAに深夜2時過ぎに到着。
そろそろ眠気も限界、暫し睡眠しようとするが外気は29℃で蝉が鳴いている。疲れているはずなのにサーキュレーターを使うも暑く眠れない、エンジンに負担が掛かるが結局アイドリングして、束の間の睡眠。
しかし日の出と共に、蝉の大合唱が始まり強制起床。夏の車中泊は、南へ行くほど条件が厳しいことを改めて学んだ。
真夏のサーフィンのポイント
真夏の高知。普段は高気圧の吹き出しで波はあり、ロケーションは最高だが夏ならではの注意点・ポイントがいくつかある。
日の出と共にサーフィン
千葉や宮崎もそうだが東向きのポイントだと、波待ちしている正面から日の出が拝める。
普段、南向きの湘南でサーフィンしている私にとってみれば、この日の出を見ただけでも旅に来たな、と感じる。神々しいし、自然のパワーを十分感じることができる。
でも時間帯によっては眩しすぎて波が見え辛いため、パーリングしたり、波を逃したりしないように。
日中は、とにかく暑い
真夏の高知は、宮崎と同様に強烈な日差し。このため砂浜が焼けており、その熱さは湘南の比ではない。白砂で有名な大岐の浜でも足裏が焼ける。
「海を見て 喜び勇んで ビーサンを脱ぎ 浜を駆けてて 足裏ヤケド」(短歌風)
なんてことがないように注意が必要。
またサーフィン中も、波が良いからと延々とサーフィンするのではなく、こまめな水分補給が必要。熱中症、脱水症状には注意。
またサーフィン後の車中での休憩も場所を選ぶこと。四万十エリアはサーフツーリズムを推進しているため、ありがたいことに各ポイントには、駐車場・トイレが整備されている。
ただしアスファルトのエリアは輻射熱もあり、車で休憩なんてできないくらい暑い。できれば日陰、路面は草土、風が通る場所だと快適に休憩できるだろう。
休憩の時、冷たいスイーツ食べたいな、というならアイスクリンがオススメ。アイスクリン、昔は全国で食べることができたらしいが、今は愛媛や高知など四国の一部でしか食べられないようだ。
休日ともなると四万十の主要道路脇には、アイスクリンを売る露店?が出現するし、コンビニでも買うことができる。かき氷とも、アイスクリームとも違う、食感・味を楽しめる。
最後に
海、山、森と自然豊かな高知での休日は、思い切り元気をチャージできるが、遊びすぎると夏バテ気味になるかも。そんな時の栄養補給は、うどんがオススメ。
高知の隣はうどん県の香川。帰路の高速道路のSAPAで讃岐スタイルのうどんを食べることができる。SAPAと侮るなかれ、普通に上手い。
車でのサーフトリップは、気ままに寄り道できるのが魅力。