勤めている会社では50歳に到達した年に、定年退職までの10年間と定年後を考えるために退職金に関する説明会が開催されたり、リフレッシュのための休暇を頂ける制度がある。
60歳で定年するとしたら退職までは、あと10年、さらに退職後の人生をどのように生きたいかを、この機会にあらためて考えてみることにした。
なお退職金の説明会では、貰える額と老後に必要となる金額を目の当たりにして愕然とした訳で、巷で言われている資産を増やす・運用するなどの対策の必要性を痛感、この具体的な話は今回は置いておく。
さて、どう生きるか・生きていきたいか
まず老後資金は有限のため、最初にすべきは支出を減らすことが肝となる。
支出を減らすためにはどうすればいいか?
これについては、今居住している関東圏より生活費が抑えられる「移住」について考えることとなる。
そして、これから先も生活の中にサーフィンは欠かせないため、
①移住支援に積極的な自治体
②サーフィンができる
③生活インフラ(病院など)が整っている
④生活費が関東圏より抑えられる
⑤シニアでも働ける
この条件で調べて見ると、候補として宮崎が浮上した。
ちょうど、とある週末に有楽町にある交通センターで移住相談会が開催されていることが分かり出向いてみることに。
県内の各自治体が説明ブースを設けていたが、今回は以下の海沿いの町を中心に話を聞いてみた。
・日向市
・門川町
・川南町
・高鍋町
宮崎の県民性として漠然とメロー・大らかなイメージを持っていたが、歴史的背景から実はそれぞれのエリアで市民性(町民性)が異なることを教えて頂いたり、自治体ごとの移住支援策や住まいをどう探すか、仕事をどう探すか、そして南海トラフ地震に対する備え、などサーフトリップに行くだけでは気付けなかった点を聞く事ができた。
夫婦2人でゆとりある生活するには月38万円(全国平均)が必要と言われており、将来支給される年金や預貯金を切り崩しつつも、サーフィンを続けるためには、ある程度の収入が欲しいところ。また移住するからには、その地域のために何らかの貢献はしたい。
相談会では日向市はハローワークに、移住専門の相談員を配置しているとのこと。
会社から支給されるリフレッシュ休暇を利用して近々、宮崎を訪れる計画を立てたので、自分のキャリアや保有スキル、年齢を考慮するとどのような職があるのか相談員の方から話を聞いてみることにした。厳しい現実を知るのか、どうなるのか分からないが頑張ってみよう。
最後に
今回の移住相談会では話を聞けるだけでなく、ありがたいことにその土地のお土産も頂けた。ネットでは分からないリアルに近い情報を得られるのも相談会の良いところ。
そんなこんなで相談会でたくさん話を聞いたので、終わる頃にはお腹はペコペコに。
そんな中、有楽町から東京駅までのガード下を歩いていると有楽町のカレー専門店「ふくてい」が見えたので、迷わず入店。ステーキカレーでチャージ完了し帰路についたのであった。