湘南LOGBOOK

ロングボードのグライド感に夢中なサーファーのブログ。ロングボードのこと、波・旅の記録などサーフィンに関することを書いています。

胃の内視鏡検査の重要性  腸と体の軸を整えてサーフィンの調子を上げる

サーフィンの調子の良さを判断するバロメーターとして「体の軸」がある。

体の軸が安定していないと、サーフボードにうまく力が伝わらず、スピードがコントロールできなかったり、ワイプアウトしたりとサーフィンの調子はすこぶる悪くなる。

軸が安定しているとサーフボードに適切に加重することができる

軸を崩さないために、体のメンテナンスは非常に大事になる訳で、その方法はいくつかあるが、ここ数年取り入れたモノの一つに「胃の内視鏡検査(胃カメラ)」がある。

湘南LOGBOOKが勤める会社の健康診断ではバリウムを服用しての胃X線検査が基本となっており、以前はあまり深く考えずにバリウムを服用していた。

実は、このバリウムがかなりの曲者。

バリウムは検査後に下剤で体外に強制的に排出させるが、湘南LOGBOOKの場合、バリウムが完全に排出されないためなのか、検査後数日は腸が張り、その結果として体の軸がズレて腰痛や、ひどい時にはギックリ腰にまでなっていた。

毎年バリウムを服用する度に、体の軸ズレでサーフィンの調子が悪くなることに、恥ずかしながら数年前に気付いたので、出費は増えるが胃の検査方法をX線から内視鏡検査に変更した。

さて初回の内視鏡検査は知識もなかったため麻酔なしで受診。

鼻からカメラを入れる際に少し痛みがあったり、検査中の「えづき」など、なかなかに苦労したが、病院によっては鎮静剤を投与してくれる所がある事も分かり、今ではかかりつけの病院で毎年鎮静剤で無痛検査できている。

バリウムを飲まなくなったことで、これに起因する体の軸ズレや、腰痛は発生しなくなりサーフィンの調子もキープできている。

このように腕から鎮静剤を入れる

検査の後はホッと一息 
この時は大腸検査も同時に行ったので水分・糖分でリカバリ

ちなみに内視鏡検査は胃の中をカメラで直接診察するため、X線検査では検出できなかったことが分かる事もある。

湘南LOGBOOKの場合、今のかかりつけ医に診察頂いた際に、ピロリ菌に感染している可能性が指摘され、検査をしてみると見事ビンゴ(=感染)。

当時、胃潰瘍があったとか全くそんな状況ではなかったが、その後の除菌・根絶治療に繋げることができ、本当に良かったと思っている。

なんだかバリウムを飲んだ後、体の調子が悪いなー、と思われている方がいれば検査方法を見直してみるのも良いかもしれない。