福島は昔から何かと縁があり大好きな土地だ。
大学卒業後、前職で東京・目黒にある某複写機メーカーに生産技術職として入社し、福島・塙町の関係工場へ設備導入のため数ヶ月に渡り長期出張したのを皮切りに、仕事、サーフィン大会、フリーサーフィンと何度となく福島に足をはこんでいる。
人は優しい、食べ物は美味い(特に米と鰹)、そして波も良い。
巷では都道府県ランキングなるものがあるが、愛する福島県はなぜか下位常連。
湘南LOGBOOKとしてはランキング上位に位置するのに。
そんな中、11月の三連休、天気は夏日の予報。
冬が来る前に福島へ行く最後のチャンスと思い、福島いわきへ弾丸トリップすることに決定。
約1年ぶり、久々の福島は波は小ぶりだったが、やはり素晴らしかった。
三連休中日は25℃を超える陽気。風は南風のため広野火力発電所の脇にある岩沢ポイントへ。
サイズは腿腰。福島としてはミニマムサイズ。
でもクオリティが良いのでノーズアクションを入れてロングライディングできる。
波が小さいためローカルさんも少なく混雑はない。2時間ほど貸切状態でサーフィン。
また海水温も11月と思えないほど温かく湘南と変わらない。福島も、まだまだジャーフルでサーフィンできる。
さて今回のお昼は岩沢ポイントから車で5分の惣菜弁当KIYAへ。
こちらのお店、主菜は2種類、副菜は4種類と沢山のオカズの中から好きなモノを選ぶスタイル。ご飯も食べたい量に合わせ大中小と選べる。
店主の方、数ヶ月前までは東京・下北沢でお店をやっていたそうで、かなり気さくで移住話などをして頂いた。
お弁当をテイクアウトし岩沢ポイントの駐車場で海を見ながらランチ。
暫し休憩の後、海を見ると風が天敵の北東に変わっている…。
出来なくはないがイマイチのためポイントを移動することに。
一か八か北東風をかわす長い堤防がある四倉ポイントに移動。
すると、なんと四倉はオフショアの無人。
四倉は駐車場から海への距離が長いため板はミッドレングスをチョイス。
潮の満込みに伴いセットがポンポン入るため、リズムよく、テイクオフ・ライティング・パドルパックの繰り返し。
日の入前の1.5時間ほどのサーフィンだったが、30本は乗っただろうか。
形の良い腰サイズの波を貸切なんて湘南ではあり得ない。これだから福島サーフトリップは最高。
でも長距離の移動とサーフィンで疲労はMAX。
甘いものが欲しいぞ、ということでコンビニへ。
福島といえば、ままどおる、生キャラメルなどのお土産スイーツが有名だが、私は酪王カフェオレ一択。
湘南からのアクセスはちょっと時間は掛かるが、福島は相変わらず魅力ある土地である事が再確認できた今回の弾丸トリップであった。