湘南サーファーにとって海までの重要な移動手段である自転車。
車やバイクより維持費が安く、自分が好きなポイントに気軽に行けるので重宝しています。
湘南LOGBOOKが長年愛用していた自転車が、写真の通り、フレームの根元からポッキリと折れて、悲しいかな寿命を迎えてしまいました。
分かりますかね?一見普通に見えますが何だか違和感ありますよね。
横から見ると、ポッキリ折れているのが分かります。
さて、どうして破断に至ったのかフレームを観察することに。
この自転車のフレーム素材はアルミかと思っていましたが、フレームの破断部位には赤錆が発生していることから炭素鋼のようです。
そのため塩害により腐食が進行して金属がボロボロになってなり疲労破断に至ったのかな、と推察されます。
思えば、サーフィンした後の海上がりには濡れたウェットスーツでサドルに座るため、そこから海水がフレームを伝ってヒタヒタと下に流れて、今回の事象となったのでしょう。
今までトラブルには修理をしながら使ってきましたが流石にこれは治せないため(溶接ができれば別ですが…)、新しい自転車を購入することに。
そして、新しい自転車をもっと長持ちさせるために、赤錆・塩害対策を合わせて検討。
サーフィンの度にこまめに自転車を水洗いする対策もありますが、塩害箇所にピンポイントで効き、手っ取り早い防錆対策ということで、マリーン用の防錆剤のKURE6-66を使用してみることにしました。
スプレータイプなのでプシューっと簡単に塗布できます。これによって金属表面に薄く強固な被膜を形成し、腐食やサビの発生を防いでくれるはず。
大切なサーフボードを目的のポイントまで運んでくれる相棒なので長く大事に使っていきたいですよね。
防錆効果はしばし経過観察していきたいと思います。