湘南LOGBOOK

ロングボードのグライド感に夢中なサーファーのブログ。ロングボードのこと、波・旅の記録などサーフィンに関することを書いています。

高知・四万十へ移住検討のためサーフトリップ その3 四万十ぶらり散策

今回の旅で四万十エリアには素晴らしいサーフポイントがいくつもあることが分かった。

移住調査・検討のために、その土地でサーフィンすることは勿論大事だが、それ以外の魅力も発掘するために海以外にも足を伸ばしてみた。

やっぱり四万十川

四万十川と言えば夏の風景として紹介される沈下橋四万十川沈下橋とは、増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない橋のこと。かなり広大な川だが増水時に橋が沈むってどんだけ?と自然の恐ろしさを思う。

四万十川下流にある佐田沈下橋

さて連休中のため日中は混雑するであろうと、朝イチのサーフィン前に中村プリンスホテルからほど近い「佐田沈下橋」を訪れてみた。

佐田沈下橋の先から昇る朝日

透明度・水量に圧倒される

早朝のため人もまばら、幸いにも増水時ではなかったため、無事に沈下橋を渡ることができた。川に近寄って分かったことだが、当たり前だが四万十川の水量は相当なもので流れも早い。落ちるとあっという間に流されるんだろうなーと、欄干のない橋を渡るというのも普段の生活ではなかなかないもので、少し怖さを感じる。

また四万十川の特筆すべきポイントは夕景の美しさ。運良く、雨上がりと晴天、両方のサンセットを見ることができた。

雨上がりのサンセット (四万十川展望台付近)

 

青天時のサンセット (四万十川展望台付近)

大岐の浜でのサーフィンの帰りに四万十川沿いを走っていたら運良くこの雄大な景色に出逢えたが、四万十川流域には、名もなきビュースポットが数多くあるのだと思う。

佐清水の足摺岬

四国に台風が接近する際、テレビで足摺岬から中継されることがよくある。調べてみると大岐の浜からは車で25分程度。とある午後のサーフィンを早めに切り上げ行ってみることに。

岬という言葉からゴツゴツした岩場をイメージしていたが、とにかく緑が豊か。足摺岬展望台は鬱蒼とした自然林の中にあり、森林の中の遊歩道を通っていく。

足摺展望台へは緑豊かな道を歩いていく

足摺岬の木漏れ日も美しい

そうやって展望台にたどり着いて見た灯台は、断崖絶壁の上に立っており台風中継のニュースで見た通り。

足摺岬の断崖に立つ白亜の灯台

なお自然林には展望台へ向かう遊歩道以外にも灯台や「天狗の鼻」へ向かう遊歩道が整備されており、たっぷり自然を満喫することができる。

ところで足摺岬までの道路は海沿いを通っており、太平洋を眺められるビュースポットがある。足摺岬の近くには、かのジョン万次郎の生家もあり、万次郎さんもこの景色を見ていたのかーと歴史に思いを馳せる。

太平洋を眺めながらランチ 贅沢な時間

四万十エリアは、海・川・山、全ての外遊びにおいて、素晴らしい体験を与えてくれる。

私自身は、トレッキングや川釣りはしないが、始めようと思えば、すぐ始められる環境があることが素晴らしいと思う。

その4へ続く。