旅。サーフトリップ。なんてときめきのあるパワーワードだろう。
そんな旅・サーフトリップに持っていくものについて、サーフボードやリーシュなどサーフィン周りのギアについてネットやハウツー本には書かれているが、一歩引いて旅として考えた時に、持っていくべきモノは何か?
湘南LOGBOOKの完全主観でピックアップした6点を紹介する。
マストアイテム6点の紹介
その1:本
出発前に旅先に関係する本を読むと旅気分を高めてくれる。旅先では波乗りを軸としたシンプルな生活になる。スマホがあるとはいえ、波乗りの合間にノンビリと本を読むことは至福の時間となる。日常を離れた旅先でこそ普段読めないもの、読みたいものや、好きな作家のもの、そういった本を何冊か持っていくのが良いだろう。
その2:クエン酸
特にインドネシアなど赤道付近の海外は強烈な日差し、波が良いからとがっつりサーフィンばかりしていると疲労が蓄積する。これを翌日に残さないためにクエン酸を摂っておくことが大事。顆粒タイプだと荷物としてもコンパクト。
その3:マッサージボール
とはいえクエン酸だけでは身体の調子を整えるのには不足。疲れた身体をほぐすのにマッサージボールは有効。パドルで疲れた肩甲骨や、ボトムターンで負荷の掛かった足腰など気になる箇所に置いて自重を掛けることでメンテナンスできる。
これでも疲れが取れないとなると、マッサージを生業とする現地のオバチャンに頼むのが良いだろう。東南アジアの旅先なら、大体どこの町にも腕利きのマッサージ師が居るだろう。
その4:味噌汁パックと煎餅
旅先では、その地の料理を味わうことも楽しみの一つだが、特に海外だと、だんだんと日本食が恋しくなる。日本食レストランがある地ならば、迷わずGOだが、そうもいかないこともある。
そんな旅において、強い味方になるのが味噌汁パックと煎餅。疲れでなんだか食欲がないな、という朝も味噌汁一杯飲めば元気もでる。やっぱり日本食は最強。小腹が空いた時は、煎餅も食べると腹持ちも良い。
余談だが、数年前にインドネシアのとある旅先で、あるサーファー一家と一緒になった。親父さん曰く、その地の波は好きだが、料理は全く口に合わないということで、米と炊飯器を持ってきて自炊をされていた。一家5人なのでトータルでも割安になるのであろう。流石にそこまでは出来ないが荷物の重量が収まるならば、それもありと思う。
その5:耳栓
普段と違う環境だとよく眠れない方にオススメ。また飛行機の中など、人との距離が近い場合、これがあるだけで、ちょっとした音も気にならなくなる。
その6:長袖・長ズボン
その昔、若かりし頃に南国へ旅立つ際、現地の気候に合わせて、Tシャツ・短パンで飛行機に乗り込むも、機内が余りにも寒過ぎて辛い時間を過ごした経験がある。機内でブランケットを借りることはできるが身体を冷やさないように長袖・長ズボンを用意しておくのが良い。もっともアングロサクソン・狩猟民族のように強靭な体躯を持っている方はこの限りではない。
またまた余談になるが、その昔マウイ島でスキューバダイビングをした際、ポイントへ向かうダイビングボートは風は強く、日差しも弱く激寒。ボート上の服装はこちらはレインパーカーなどの重装備、それでも寒くてガタガタ震えたが白人さんはタンクトップと海パンで談笑。あまりの差に愕然としたものだ。
最後に
こんな感じで私的旅行のマストアイテムを挙げてみた。
旅のスタイルは人それぞれだが、お役に立てれば幸いである。