湘南LOGBOOK

ロングボードのグライド感に夢中なサーファーのブログ。ロングボードのこと、波・旅の記録などサーフィンに関することを書いています。

梅雨時に選ぶべきウェットスーツ

ただいま(22年6月中旬現在)、湘南は梅雨ど真ん中ですねー。梅雨時に気をつけたいことと言えば食中毒など色々ありますが、雨が降ったり、晴れたりが目まぐるしく変わるこの時期のサーフィンにおいて気をつけたいことを紹介します。

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やっと晴れた!、ジメジメしている、などの理由で薄着でのサーフィンになりがちですが、まだまだ油断は禁物です。自然を舐めてはいけません。ここは慎重にいっときましょうということで湘南LOGBOOK的には、この時期におススメするウェットスーツはジャーフルかシーガルの2択です。理由は2つ。

①一つ目・海水温

湘南エリア、今年は特に水温がなかなか上がらないですね。水は空気と比べて約20倍 熱伝導率が高いです。これは水の方が熱を奪いやすいことを意味します。晴れてるからといってタッパー&トランクスでサーフィンすると、海水によって体から熱が奪われ⇨体温低下⇨血管の収縮により血流低下、となり結果として肉離れを起こすリスクが高まります。気温が比較的高いのに水温は真夏と比べても低いこの時期に肉離れを起こすサーファーは以外と多いです。真冬の厳しいシーズンを乗り越え開放的になる気分は分かりますが徐々にサーフィンできる時間も増えてくる時期だからこそしっかりとウェットスーツは選びたいものです。

②二つ目・チンクイ

 先週末は、伊豆宇佐美や湯河原吉浜で赤潮が発生していましたね。水温が上がる時期には夜光虫の大量発生による赤潮が発生します。夜光虫とはいわゆるチンクイのことです。

夜光虫は夜見ると本当に神秘的なものですが発生しているエリアに薄着で入水するとどうなるかはサーファーの皆さんならお分かりですよね?またその場所でチンクイが発生しているということは近辺の海域でも発生の可能性は高いと思われます。肌の弱い方、痒みに敏感な方は赤潮・チンクイ発生の情報を得たら注意が必要ですね。


ほどよく焼けた肌はサーファーの証(あかし)。梅雨時の貴重な晴れ間を利用して薄着で日焼けしたい!(日焼けマイレージを貯めたい!)、その気持ちは分かりますが海の状態をよく観察・把握すれば着るべきウェットスーツは自然と決まりますね。

また最近の鵠沼海岸では、しっかり教育されていないのか雷が鳴っても海にいる人を大勢見かけます…。

ウェットスーツの素材であるネオプレンゴムは電気を通さない絶縁体とはいえ海に落雷したら大変ですよ。大気がゴロゴロ鳴ったり、空に黒い雲が急に発生したら海からは速攻で上がりましょう。サーフィンどころではありません。


波はまた来ますので、しっかり備えて焦らずやりましょうね。

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