サーフィン中の滑り止めとして必須のワックス。
水温の変わり目や、一定期間経った際など、グリップ力を保つために塗り替えが必要だが、サーファーとしては仕上がりの綺麗さにも拘りたい。
今回はワックスアップを綺麗に行う方法を紹介する。特にロングボードの場合、塗る面積も大きいため始める迄は億劫に感じるが、この方法だと効率よく塗ることができる。
塗り始める前のポイント
①室温が大事
夏場など気温が高い状態だと、ワックスがデロデロになりサーフボードの上に綺麗に乗らない。炎天下の屋外で塗るなんてもっての外、ワックスアップは涼しい室内や、風通しがよい場所などで行う。
②使用するワックス
水温が上がってきているのにボードには冬用のワックスか付いたままだと、グリップも弱くなるしダマも大きく、形も歪になる。グランドキャニオン(地層)のようにワックスをつけたままにしているサーファーいますよね。
ベースコートは水温の変化を気にせず一年中使え、ダマが比較的綺麗に維持されるので、湘南LOGBOOKは全シーズン ベースコートでワックスアップしサーフィンする。
ダマを綺麗に作る塗り方
さてここからは塗り方。
以下に示す2ステップで塗っていく。
①円を描きながら塗る
まずゴルフボールくらいの大きさの円をサーフボード全体に塗っていく。
ちなみに格子状に下地を作って塗る方法もあるが、何だか仕上がりが直線的で見た目の柔らかさに欠けるため私は、この方法は行っていない。
②大きく円を描きながら塗る
ゴルフボール大の小さな円ができたら、その上から大きな円を描くように(メロンくらいかな)、ワックスをサーフボード全体に塗っていく。一度に同じ箇所を集中的に塗るのではなく、何層かに分けて塗ることでダマが綺麗に作られる。
ワックスを綺麗に塗ることは、道具を大事に扱うことにも通じる。
道具を大事にするサーファーは上手いサーファーが多い。見た目、仕上がりに拘ってワックスアップしたいものだ。